参院選の選挙カーがうるさくて仕方ない。いくら言葉で「○○します」とか言われても、ビフォーアフターまで検証している人がほとんどいないのだから、誰だっていくらだってどんなことも言えるんじゃないかと思ってしまう。なので、必要なのはその時その候補者の言葉を信じられるかどうか。そういう“訴え”だけがこの国を左右するのかと思うと、ゾッとする。国民も“ただ何となく”という「勘」と、“この人、イイ人そう”なんて「情」だけで投票しそうだから、すっげえ怖い。所詮、選挙ってのはイメージ戦略だけでどうにかなってしまうものなのだろうか? 日本国憲法によると、日本の主権は国民にあるらしい。その主権の一部分を、自分も握っているはずなのだが、実際はそんな実感はなく、“何万票中のたかだか一票にすぎない”なんて虚しさが漂ってしまう。自らの自覚の足りなさを露呈しているといえばそれまでだけれども、やっぱり“群れ”をなす人々には勝