ブックマーク / otomojamjam.hatenadiary.org (2)

  • 水木さんとの遭遇 - 大友良英のJAMJAM日記

    先日放映のドラマ「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」の最初の打ち合せというか打診があったのは今年冒頭。ちょうど仙台で展示準備をしてる最中のことでした。で、具体的に作業がはじまったのは4月に入ってから。まず最初にやったのは、このドラマの戦場シーンの冒頭とラストにでてくる「くるわ唄」の採取でした。 “わたしはなんでこのような、つらいつとめを せにゃな〜らぬ〜♪” ではじまる従軍慰安婦と兵隊が一緒に歌うこのくるわ唄は、原作の「総員玉砕せよ」でも物語全体を貫く主題ともいえる唄です。ところが膨大な資料を誇るNHKが各方面の人脈を使って調べてもこの唄の記録はまったくなく、メロディすらもわかりませんでした。こうなったら水木さん人に歌ってもらうしかない。わたしの最初の仕事は、このドラマの重要な鍵を握るくるわ唄のメロディを水木さんから聞き出すことでした。 4月13日、NHKの柳川強ディレクターとヴォー

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  • 気付くと小さいスペースが増えてきた - 大友良英のJAMJAM日記

    気付くと身の回りに小さいスペースが増えてきた。そんな気がする。 おかげさまで、オレや岩井主税がはじめた吉祥寺駅前の12畳のスペース『GRID605』は、看板も出さず、ネットの告知だけで、1年間、無事に続けることが出来た。秘訣は、これでおうと思わないことと、なるべくラクに運営すること。なにしろ1年で30しか公開企画を行っていない。月平均2〜3。間借りのスペースだし、このくらいのペースで充分だ。身の丈を考えて、ラクに好きなことをする。高貴な趣味みたいに思われるかもしれないけど、でも、お金持ちではない僕等が、人生をかけて高貴な趣味をやることのどこが悪いのだ。自分たちの手の届く範囲で、手前で家賃が払える範囲で、まずは自分が居心地がよくて、かつ人も集まれる面白い場所をやることは、そんなに難しいことではないのだ・・・ということに、皆すこしづつ気付いてきたのかもしれない。 5月に友人が高円寺の路地

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