節句人形などはそれなりに供養の仕方というものがあります。 今日は、そんな話をしたいと思います。 意外と困るのが、ふるくなったり壊れたりした雛や五月人形ってどう処分したらいいのか判らないものです。 節句人形の場合、これはやはりプラスチックやブリキなどの単なる玩具とは違い、祖父や祖母、そして父母の願いがこもっていますよね。 自分の孫の将来を強く願い、健やかにたくましく育って欲しいという祈りの念でも有る訳ですから、それをちょっと傷んだとか飽きたとかもういらないなどと云って軽々しくは捨てられません。 もちろん高価な物もあれば、そうでないものもあるでしょう。 しかし、祖父母の願う心は変わりません。 まさに気持ちの問題です。 気持ちの問題ならば、気軽に考える訳には行きません。 或る意味、自分の分身とも考えられる節句人形を同じ処分するにしても蔑ろには出来ません。それなりの作法というものがあります。 日本