クマタカの後方からとびかかるカケス=5月13日、愛媛県南部、平田智法さん撮影後方から接近してクマタカの頭をつかむカケス=平田智法さん撮影クマタカに馬乗りになりくちばしで羽をむしる姿も=平田智法さん撮影クマタカの羽毛が飛び散る=平田智法さん撮影 カラス科の小鳥カケスが大型の猛禽類(もうきんるい)クマタカに攻撃をしかける姿を、愛媛県宇和島市のアマチュア写真家平田智法(とものり)さん(53)が撮影した。 小鳥が、他の動物をえさとして食べるタカやフクロウなどを攻撃するような行動は「モビング(擬攻)」と呼ばれる。平田さんは5月13日に愛媛県南部の森林で撮影。クマタカは少し離れたところから自分の巣を見守っていた。そこへ2、3羽のカケスが断続的にモビングしていたという。 日本野鳥の会普及室の林山雅子さんは「珍しい写真だ」と話している。