ミクシィはどこへ向かうのか?~代表・笠原健治氏に聞く、『mixi』と新規事業のこれから 2013/01/22公開 「低迷するミクシィ」 そんな見出しのニュースを多く見掛けるようになったのは、いつからだろう。ソーシャルゲームではグリーやDeNAがリードし、SNSではFacebookが日本を席巻。NHN Japanが提供するLINEにいたっては、提供からわずか1年7カ月で1億ユーザーを突破したほどの勢いだ。そんな中、ニックネーム制のコミュニケーションプラットフォームとしてのスタンスを崩さずに試行錯誤を繰り返してきた『mixi』への風当たりは、極端に強く感じる。 しかしながら、スマートフォン向け広告収入やmixiゲーム事業の好調が起因して、2013年3月期(上半期)の決算では業績が対前年比より改善傾向に。昨秋から「ユーザーファースト」を最重要テーマに掲げ、さらには新規事業開発にも本格的に取り組み