提案力を回復しはじめたau──2009年春モデルに見るKDDIの戦略:神尾寿のMobile+Views(1/2 ページ) 1月29日、KDDIとソフトバンクモバイルが、2009年春モデルを発表した。すでに詳しいリポート記事が多数掲載されているが、KDDIは新型番を採用したモデルを中心にコンシューマー向けモデルを10機種、ソフトバンクモバイルは9機種を発表。1月末から順次発売され、1年を通して最大の商戦期である春商戦に臨む。 今回のMobile +Viewsでは、このKDDIとソフトバンクモバイルの新製品や新サービスをもとに、両社の春商戦に向けたラインアップとスタンスを見ていきたい。 「提案するau」に回帰の兆し 2008年はKDDIにとって受難の年だった。 なかでも目立ったのは端末共通プラットフォーム「KCP+」の開発の遅れと、市場投入後に見られた完成度の低さによる“つまずき”だったが、そ
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