2人の男性が2月4日、三豊市役所(香川県)を訪れた。2人は婚姻届を提出しようとしたが、担当者は「男性同士の婚姻届は受理できない」として、不受理となった。 男性の名前は、田中昭全さんと川田有希さん。2人は2月14日、同性同士で婚姻できないことは「法の下の平等」を定めた憲法14条に反するなどとして、国に慰謝料を求めて提訴する予定だ。 現在、地方都市で暮らすLGBTは、どんなことを考えているのか。田中さんに話を聞いた。(ライター・岡安早和) ●「LGBT当事者はどの町にもいる」 2020年に開催される東京オリンピック。そのコンセプトのひとつには「多様性と調和」が掲げられ、国籍、宗教、性的指向など、あらゆる違いを互いに認め合う共生社会の実現が期待されている。 その一方で、地方はどうだろうか。もしかすると、こと「多様性」というテーマに関しては、自分の住む町に置き換えるのが難しい人も多いのかもしれない
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