陸上自衛隊は27日、東日本大震災で岩手県に派遣されていた第18普通科連隊(真駒内駐屯地=札幌市)所属の3等陸曹の男性(27)が同日未明に死亡したと発表した。震災で派遣された自衛隊員の死亡は3人目。 陸自によると、3等陸曹は18日に岩手県に派遣され、沿岸部の宮古市などで給食業務に当たっていた。26日は休暇で内陸部の滝沢村のコミュニティーセンターに滞在していたが、同日午後11時40分ごろ施設内の廊下で突然倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。体調が悪い様子はなかったといい、陸自は死因を調べている。【伊藤直孝】