二日酔いの救世主? 「アルコール分3.8%の蜜」だけを食べる、酔わない動物 2008年7月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo: Annette Zitzmann Photo: Annette Zitzmann 過去5500万年の間、ハネオツパイ[ツパイは小型の哺乳類]は、天然のビールを餌に生き延びてきた。 素晴らしい進化を遂げた大酒飲みではないか。 ハネオツパイは、マレーシアの森林に棲み、「ブルタム」と呼ばれるヤシの木の一種[学名はEugeissona tristis]の花を餌にしている。 この花の蜜は年中作られているが、常に発酵しているため、3.8%ほどのアルコール分を含んでいる[論文によると、花芽の中にいる酵母菌の作用によって、花の中で常に発酵しているという。また、3.8%という濃度は、自然の食物ではこれまで報告さ