4日夜、東京 渋谷区でタクシーが歩行者を次々にはね、49歳の女性が死亡したほか、小学生の男の子を含む5人が重軽傷を負いました。 また、タクシーの73歳の運転手も病院に搬送され、警視庁は現場の状況などから、運転手が運転中に意識を失った可能性があるとみて調べています。 4日午後7時すぎ、渋谷区笹塚の甲州街道で、走ってきたタクシーが横断歩道を渡っていた歩行者を次々にはねました。 この事故で、近くに住む佐藤優子さん(49)が胸などを強く打って、搬送先の病院で死亡したほか、小学生の9歳の男の子と母親を含む男女5人が重軽傷を負いました。 また、タクシーの73歳の男性運転手も病院に搬送され、手当てを受けています。 現場は、京王線・笹塚駅近くの交通量が多い道路で、事故の直後には路上で救急隊がけが人の手当てをしている様子が確認できました。 警視庁によりますと、タクシーのドライブレコーダーには事故の前、運転手