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(Part2へ) 職業としての「社長」を自ら選び、活躍している人を招き、自身の経験を語っていただくトークセッション「Road to CEO」。第8回は、産業再生機構(当時)の小城武彦氏がゲスト。 司会:山中(以下Y) 先ほどの「働きに報いるのは、給与だけではなくやりがいのある仕事で」というお話は、自分の体験からしても素直に理解はできるんですが、それだけで十分戦えるのかという疑問も生まれるんです。具体的にもっと先まで考えていらっしゃるんだったら、ヒントをいただけたらと思うんですが。 それが簡単にできたら、そんな楽なことはないですけど、大変難しいと思います。ではなぜそれをやろうとするかというと、そこはもう好き嫌いの問題で、僕がチャレンジしたいだけなんです。 実際、経営をやっていると、いわゆるビジネス・プロフェッショナル的なロジックを使いたくなるんです。その方が楽だし、株主への説明が楽になるし、
アジア株ブームである。書店にはアジア株投資の本が山と積んである。中国とインドに投資するファンドの純資産合計は1兆3000億円に達する(8月末、ロイター調べ)。今に始まったわけではない。 第1次ブームは1980年代後半の急速な円高時代に起こった。国際分散投資の必要性が叫ばれ、その投資先として成長が著しかったシンガポール、香港、マレーシア株の人気が高まった。第2次ブームは90年代後半から2003年に至る中国株ブームだ。中国の資本開放、香港返還(1997年)、人民元改革期待などで投資家層が広がった。 さらにここにきてインド株、ロシア・東欧への投資が盛んだ。第3次ブームと呼んでいいかもしれない。2次と3次の違いは市場の広がりだ。当欄でもロシアについては“守備範囲”の1つとして取り上げたいが、本日はベトナム株を取り上げる。 ベトナムは、株式市場ができたばかりで、GDP(国内総生産)も2005年時点で
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