先日、筆者がまとめ役をやっているPlamo Linuxの新版、8.0をリリースしました。バージョン番号が示す通り、今回は久しぶりのメジャーバージョンの更新で、ログを調べたところ、7.0のリリースが2018年6月だったので、ちょうど5年ぶりのバージョンアップになるようです。そこで今回は、この新バージョン(Plamo-8.0)の特徴を紹介してみましょう。 図 Plamo-8.0のインストーラ起動画面 glibc-2.37 前節で「5年ぶりのメジャー・バージョンアップ」と述べたものの、Plamo-8.0は機能的には従来のPlamo-7.xのシリーズとほとんど違いはありません。 最近では、Plamo Linuxでもget_pkginfoコマンドを用いて更新されたパッケージに追従できるので、「公式リリース」は何か大きな変更があったから実施するのではなく、年に一度程度、その時点での最新パッケージを集