公式を利用した因数分解の指導。 例によってxの2乗はx^2と表すことにする。 前にx^2+3x+1=(x+1)(x+2)などの話は書いたことがある。 x^2+5x+6=(x+2)(x+3)をやってから、x^2-5x-6は?とやると引っかかる。 x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b) の公式を使った因数分解では、まず一番最後の数に目をつける。 だから、x^2-5x-6 は-6に目をつけるのだが、 私は「6に目をつけて、6をかけ算で2つに分けてみなさい」と言う。 6=1×6 6=2×3 この中で「5」が出来そうなのは?両方とも5になりそう。 どっち? 1,6を使うのか、2,3を使うのか? しばらく考えさせると、1、6を使うことに気づく。 このときどうして2,3ではだめで1,6だといいのかを聞く。 生徒「最後の数がマイナスだから」 「何で?」 生徒「2つの数をかけてマイナスだと、たした
![公式を利用した因数分解 - TakaPの数学日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)