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  • 果てしなきスーパーエナジー、ジャーニーが日本で大ブレイクした理由

    ジャーニーのアルバム『エスケイプ』は1981年7月21日世界同時発売でした。通算1000万枚を越えるともいわれ、バンド史上最も大成功したアルバムです。もちろん作品内容がとても素晴らしかったという事に尽きるわけですが、特に日でのブレイクを理解するには、それまでの道程を知ってもらう必要があります。 彼らはアルバム『エヴォリューション』のツアーとして1979年4月に初来日公演を行っています。当時の私は FM、TV などのメディア担当。この来日では、東京エリアはキャパ2000人クラスを3日間ほどブッキングされてましたが、当時のセールスパワーからも、それほど無理している興行ではなかったはずです。そして2晩はそれなりの動員でしたが、東京3回目の夜は渋谷公会堂。悪夢の4月18日を迎えました。 実は、全く同じタイミングでボストンも初来日、チケット発売と同時にソールドアウトした武道館公演の初日にモロぶつか

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    kazgeo 2024/10/03
  • 連続テレビ小説「あまちゃん」宮藤官九郎が描く “青春” の全てが詰まった珠玉のドラマ

    10年遅れてきた “あまちゃんロス” 2013年上半期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の再放送が9月30日に終了した。初回放送から10年遅れてきた “あまちゃんロス” である。 物語の舞台となった北三陸の町は、岩手県久慈市でロケが行われた。この土地で使われている驚きを表す方言 “じぇじぇじぇ” は当時の流行語に。散りばめられるパロディやオマージュは物語のブレイクとなり、随所でニヤけてしまう。そして小気味よいテンポの会話。『あまちゃん』は、さまざまな魅力が詰まった極めてエンタテインメント性が高い作品だ。 劇中歌も素晴らしく、けれん味たっぷりで84年当時のアイドルソングを具現化させた「潮騒のメモリー」も、“アメ横女学園芸能コース(通称 アメ女)” が歌う「暦の上ではディセンバー」のエモさも物語の欠かせないスパイスとなり視聴者を魅了していった。 『あまちゃん』は、語り尽くせない

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    kazgeo 2023/10/08
  • 【1983年の細野晴臣:前編】散開から40年 YMOが遺してくれたものは何だったのか?

    「散って、そこで花開く」、1983年10月YMO “散開” 1983年10月、YMOは “散開” を宣言した。聞き慣れないその言葉を最初に耳にしたとき「え、何を3回するの?」と思ったのは私だけだろうか? てか、“散開” って解散とどう違うのよ? 細野晴臣は当時『高橋幸宏のオールナイトニッポン』に出演し、こう語った。 「“散開” って意味を説明すると、これは軍事用語というか、忍者用語で、要するに『ゲリラ的な活動をする』って意味なのね。『散って、そこで花開く』ってこと」 いかにも細野流の言い回しだ。細野によると、そもそもYMOは結成時から常に “散開” 状態で、最初から内部分裂していたそうだ。いつ崩壊するかわからない、そんな危うさがあったからこそ、面白い「ゲリラ活動」ができたと細野は言う。 「全部、『はっぴいえんど』の延長なんですよ、僕にとっては」 異才が集まって個性をぶつけ合い、今やりたい音

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    kazgeo 2023/01/31
  • シャーデー「スウィーテスト・タブー」真のUKソウルを確立したヒット曲!

    The Sweetest Taboo / Sade 「スムーズオペレーター」の大ヒット。根強いシャーデー人気の理由とは? 2010年代後半から2021年まで、都内某所にてレコードバーを経営していた。おおよそ1960年代から1990年代の洋楽ヒットソングをアナログレコードで聴くことができるというのを売りにしていた店だったが、店内BGMを店頭にてかけていると当然のようにリクエストを受けるのだが… 20代から50代まで幅広い層から、そしてコンスタントにリクエストされたアーティストといえば、それはもうシャーデーが実に多かったという印象だ。 アース・ウィンド&ファイアー、レッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイといった定番洋楽アーティストらにも勝るとも劣らない、しかも頻繁に老若男女からのリクエストを受けていたのがシャーデーだった。 シャーデーの一般的に知られるヒットソングといえば、初のワールドワイド

    シャーデー「スウィーテスト・タブー」真のUKソウルを確立したヒット曲!
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    kazgeo 2022/11/05
    マジかー。もう、そんなにも前なのか。テレンス・トレント・ダービーも同時期だったな。
  • 産業ロックにゾッコン!やっと “ジャーニーが好き” と言える時代がやってきた!

    やっと「ジャーニーが好き」と言ってもOKな時代がきた ジャーニーが好き ―― 僕ら50代の音楽好きにも、やっと公言できる時代がやってきました。 “産業ロック” と名付けられ、大衆受けを狙った売上至上主義、大袈裟な割に内容のない音楽… と不名誉な扱いを受けていたカテゴリー。 常にチャートの上位を賑わしていたにも関わらず、音楽マニアから蔑まれていたが故に、友達には言えなかった好きなアーティストの数々、ボストン、カンサス、フォリナー、エイジア、TOTO、REOスピードワゴン、スティックス…。 どんなにトム・ショルツ(ボストン)は天才だと思ってギターの音色をコピーしても、あのボストンのフニャフニャな女の尻しか追っかけてないような歌詞のお陰で、パンクやグランジがのしていた時代には隠れキリシタンのように息を潜めてました。 もうこの産業ロックが好きだという「遥かなる想い」は墓場まで持ってゆくしかないと思

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    kazgeo 2022/08/27
    ナイト・レンジャーもデフ・レパード好きです。
  • 佐野元春インタビュー ① アンチ・シティポップ「SOMEDAY」は僕の反抗だった

    1980年のデビューから40年以上、常に新しいフォーマットの音楽に挑み、ソリッドかつ豊潤な音楽をクリエイトし続けた佐野元春。過去を振り返らない印象の強い元春が、2013年にはアルバム『SOMEDAY』の再現ライブを敢行し、今年5月にはこのライブを完全収録したBlu-ray名盤ライブ「SOMEDAY」をリリース。そして、これを記念したロングインタビューがリマインダーで実現。Early Days の元春、アルバム『SOMEDAY』について、当時を振り返った貴重なコメントの数々、アーティスト・佐野元春の今についても語ってくれました。4回にわたってお届けします。 「SOMEDAY」はシャレた曲じゃない。街で育ったすれっからしの少年の唄だ ― 佐野さんには常に革新的に前へ進んでいるイメージがあるので、過去を振り返ることもあまりないような気がするのですが。 佐野元春(以下、佐野):過去を振り返ってもし

    佐野元春インタビュー ① アンチ・シティポップ「SOMEDAY」は僕の反抗だった
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    kazgeo 2022/06/29
    "イギリスではエルヴィス・コステロやポール・ウェラーといったソングライターがいてよく聴いていた。ただ、残念なことに日本では共感の持てるアーティストがいなかった。だから自分がやろうと思った"
  • 空前絶後のアーティスト、忌野清志郎が「KING」と呼ばれる理由

    忌野清志郎、その音楽性の集大成アルバム「KING」 11月24日、忌野清志郎のアルバム『KING Deluxe Edition』が発売された。 『KING』のオリジナル盤は、忌野清志郎が2003年に発表したアルバムで、ソロ名義で発表されているが、実質的には彼がデビュー以来さまざまなスタイルを通じてクリエイトしてきた音楽性を集大成した作品と言ってもいいと思う。 忌野清志郎は1970年にフォークスタイルのグループ、RCサクセション(忌野、林小和生(現・小林和生)、破廉ケンチ)としてシングル「宝くじは買わない」でデビュー。この曲はヒットしなかったが、1972年の「ぼくの好きな先生」で注目された。その後、1978年に元・古井戸の仲井戸麗市がギタリストとして参加するなどメンバーチェンジを行いながらロック・ソウル色を強めたバンドになっていく。そして「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」(1980

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    kazgeo 2021/11/24
  • 黄金の6年間:稀代のインテリ芸人 タモリ、密室芸から紅白の総合司会までたった8年!

    思えば、「黄金の6年間」はインテリの時代だった。 コピーライターやCMプランナーが時代の仕掛け人として脚光を浴び、シンセサイザーを奏でるコンセプチャルなグループが世界を席巻、アメリカ文学に影響されたポップな文体の作家がトレンドになった。彼らは紛うことなきインテリだった。間違っても、浪花節やスポ根ではなかった。 お笑いの世界でも、その傾向は顕著だった。 猛威を振るった漫才ブームが過ぎ去った後、残ったのは毒舌の中にキラリと知性が光るビートたけしサンだった。『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)では機関銃のような喋りで男子中高生から教祖と崇められ、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)では座長としてアドリブの笑いを重視。とうとう裏番組の『8時だョ!全員集合』(TBS系)を終了に追い込んだ。 初期の「笑っていいとも」はインテリ路線だった その『ひょうきん族』で、「アドリブであいつには敵わない」

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    kazgeo 2021/05/10
  • クリスタルキング「大都会」もう二度と再現できないあのツインヴォーカル

    1980年2月度オリコンシングルチャート第1位 It was 40 Years Ago Today. 今から40年前の1980年(昭和55年)2月、前年11月21日にリリースされたクリスタルキングのデビューシングル「大都会」はオリコン1位を快走していた。1月28日付でトップに上り、3月3日付まで6週連続1位。2月には4週全て1位で、月間1位も獲得している。 この曲が世に出たきっかけ、並びにタイトルの “大都会” がどこなのかは、リマインダーに既にある記事を参考にして頂きたい(※1)。ちなみにこの曲名は、当に当時放送されていたドラマ『大都会PARTⅢ』から付けられたことだけは補足しておきたい。 僕がこれから書きたいことはただ一点である。「大都会」のあのツインヴォーカルは、もう決して再現されることは無い。 8年前「探偵!ナイトスクープ」に田中昌之とムッシュ吉崎が出演 同業ながら僕が最もリスペ

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    kazgeo 2020/02/11
  • NHKの一大決心? オリンピックのテーマソングは浜田麻里から始まった!

    ちょっと気が早いけど、個人的に来年2020年東京五輪の NHK五輪放送のテーマソングが気になるこの頃。 ウィキペディアを使って “NHK オリンピック歴代テーマソング” で検索すると、2020年 NHK 五輪放送テーマソングはフーリンの「パプリカ」となっていますが、これってもう正式決定なんでしょうかね? たしかに NHK のサイトでは、『NHK 2020応援ソングプロジェクト』という事にはなってるけど、まだ “五輪放送” テーマソングとまでは書かれてないんだけどなぁ…。 NHK の五輪放送のテーマソングって、毎回好評なんだよね。アーティストにとっても、4年に一度の “栄誉” でもあるし、なにせ “天下” の NHK に認められたっていう向きもあるしな。暮れの『紅白歌合戦』も当確間違いなしっていう事もあるしな…。アーティストサイドにとって1粒で何度もおいしい… って訳ですわな。 だけどね、N

    NHKの一大決心? オリンピックのテーマソングは浜田麻里から始まった!
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    kazgeo 2019/10/26
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