肝炎による肝臓がんは減ったが、脂肪肝から発生する肝臓がんが増加 2021/8/26 田中美香=医療ジャーナリスト 「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓では、がんが発生しても症状がないまま進行することが多い。治療後に再発することも多く、予断を許さないがんだ。だが、治療の選択肢は幅広く、近年は新たな治療薬も登場。大きな転換期を迎えているという。肝臓がんが起こる原因や発症の危険因子は何か、治療法にはどのような選択肢があるのか? 肝臓がんを取り巻く現状について、順天堂大学医学部附属順天堂医院肝・胆・膵外科教授の齋浦明夫氏に聞いた。 ※肝臓がんには、他の臓器から転移した「転移性肝臓がん」もありますが、今回は肝臓にできる「原発性肝臓がん」のうち9割以上を占める「肝細胞がん(以下、肝臓がん)」について解説します。 肝炎ウイルスを駆除しても肝臓がんはなくならない 肝臓がんの患者数や死亡率がどう推移しているのか、現
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く