複数の人と同時に通信できるトランシーバーは工事現場などで見る機会がありますが、その魅力が見直されています。耐久性を強化した無線機のほか、スマートフォンでトランシーバーの機能を再現した新たなサービスも登場し、各社が事業を強化しています。 NTTのグループ会社は、「次世代のトランシーバー」と位置づける新たなサービスを発表しました。専用のアプリを入れることでスマートフォンをトランシーバーのように使えるもので、通常のスマートフォンに入っているこのアプリケーションを開くとトークルームが表示され、押しながら話すだけでコミュニケーションをとることができます。 距離制限なし 最大3500人まで同時通信 携帯電話の回線を使うため距離の制限はなく、最大で3500人まで同時に通信できるといいます。小売店や建設現場などで一斉に連絡する有効な手段として需要があるとみて、ことし4月にサービスを始める予定です。 過酷な