日本が外国人労働者受け入れ拡大の議論で揺れている一方で、世界では優秀なIT人材の獲得競争が熾烈を極めている。遅れをとった日本がとるべき道とは? 採用の現場や日本企業に興味を持つインド人のエリート学生を、共同通信ニューデリー特派員の佐藤大介氏が取材した。 2018年10月、フリーマーケットアプリを運営する「メルカリ」が、インドから32人を新卒社員として迎えた。 入社した人たちは、世界的にも名門校として知られるインド工科大(IIT)でIT技術を学ぶなどした、言わば「スーパーエリート」たちだ。 だが、このニュースを知った日本の企業関係者からは「なぜ、わざわざインドから学生を採用するのか?」といった声も聞かれた。 まだまだ、日本人のなかには「IT産業=シリコンバレー」「インドの人材=安い労働力」といったイメージが強いということなのだろう。 だが、それは完全に時代遅れの発想だ。世界各国の企業がインド
![グーグル、メルカリも注目! 過熱するインド人材獲得競争、日本は出遅れ(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2ea50739fe24e9d203ca6a706cd3dab494ffc84/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20181209-00000004-courrier-000-view.jpg)