放射線も化学療法も不要なガン治療。遺伝子操作したサルモネラ菌を注入する免疫療法に光2017.02.15 08:25 湯木進悟 新たな安全なガン治療になる? ガン細胞の厄介なところは、人体にとって有害な存在であると免疫系が判定できず、攻撃して除去しようとの働きをしない場合が多いことにあります。でも、このガン細胞の特徴を根底から変化させ、身体に備わる免疫系をガン治療へ最大限に役立てるための新発見が、このほど米学術誌のScience Translational Medicineで発表されましたよ。 韓国の全南大学校(Chonnam National University)の生物学者のJoon Haeng Rhee氏およびJung-Joon Min氏は、遺伝子操作したサルモネラ菌を、結腸ガンを患うマウスへ注入。すると、突如として、周囲の免疫系が悪性腫瘍を目がける攻撃を開始し、その結果、ガンの治癒や
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