最新鋭の医療機器と高度な技術が要求される臓器移植手術――数少ない提供者の貴重な臓器を無駄にすることなく、いかに確実に移植できるか、世界中で様々な取り組みが行なわれている中、オーストラリアで画期的な心臓移植手術が行なわれ見事に成功していた。 ■「心臓を蘇生し維持する技術」を開発 10月24日、オーストラリアの心臓移植チームが「一度停止し“死んだ”心臓の移植に成功した」とメディアに発表した。世界初となる心停止後の心臓の移植事例は、世界中の臓器移植の現場に大きな影響を与えることは間違いないといわれている。 今回の心臓移植手術は、豪シドニーのセント・ビンセント病院と、ビクター・チャン心臓病研究所が共同開発して実用化に漕ぎつけた、まったく新しい「心臓を蘇生し維持する技術」を利用して行なわれた。この技術は、心臓蘇生機(heart-resuscitation console)と臓器保存液(preserv
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