東京オリンピック・パラリンピックの警備にあたる警察官用の仮設宿舎=東京都江東区で2021年4月2日午後3時3分、町田徳丈撮影 東京オリンピック・パラリンピック用の警察官仮設宿舎が新型コロナウイルスに感染した軽症者向け滞在施設に改修されたものの、一度も使われることなく元の姿に戻ることが分かった。警察庁が明らかにした。2020年4月の改修と今回の再改修にかかる費用は計約48億円。軽症者の受け入れ判断は東京都が担っていたが、ホテルを優先的に活用したため宿舎が使用されることはなかったという。 【写真】改修費48億円 一度も使われなかった警察官宿舎 宿舎はプレハブ2階建て。江東区、江戸川区、大田区内の計4カ所で、いずれも臨海地区にある。五輪の警備要員として全国から集まる警察官が各部屋を複数人で使用して数千人が寝泊まりする予定だった。 しかし、昨年4月にコロナの感染が急速に拡大したため、政府は五輪延期
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