東京・お台場の日本科学未来館に6月下旬、4つの常設展示が加わった。そのうちのひとつが「アンドロイド―人間って、なんだ?」という展示室の「機械人間オルタ」だ。大阪大学の石黒浩研究室(ロボット工学)と東京大学の池上高志研究室(人工生命)がタッグを組んだ、ほかに類を見ないアプローチのロボットである。2016年7月〜10月に同館の特設スペースで初お披露目となり、今回常設展示として再登場した(昨年の模様はこちらの記事をご覧ください)。 ▲展示について説明する石黒浩教授(写真左。大阪大学大学院 基礎工学研究科)と池上高志教授(東京大学大学院 総合文化研究科)。 表面的な人間らしさを追求し、人間理解に向けたロボット開発に取り組む石黒教授。対して池上教授は、見た目や形によらず複雑な生命現象の解明に取り組む。「今回、両者の異なるアプローチが歩み寄って、新しい生命体をつくってみようとチャレンジした」と石黒教授
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