2008年はどんな年になるのでしょうか。予測するのは,難しいものですが,注目すべきキーワードの一つは2007年に引き続き,「仮想化」でしょう。 ベンダー各社のテクノロジーをアピールする段階はすでに通り過ぎ,運用管理ツールが充実してきました。旧サーバーの移行などのソリューションとして,仮想化技術はますます重要になるはずです。その背中を押す形で,ブレードサーバーも台頭してきました。旧型サーバー機の数倍から10数倍もの処理能力を持っていますから,仮想化技術を使って旧型サーバー機をブレードサーバーに集約する事例は,どんどん増えてくるでしょう。 過去の流れと照らし合わせてみる 1990年ごろ,フロッピーディスク1枚に1個のアプリケーション・ソフトを入れてパソコンを起動。別のソフトを使うときは,ディスクを差し替えてパソコンをリセット。それがWindowsとハードディスクの普及により,複数のアプリケーシ
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