Pythonでクラスを定義する際の「self」。「self」とは何なのかについて解説しています。 英語で「self」は「自己(自分自身。おのれ。)」という意味であるが、Pythonでクラスを定義する際の「self」とは、クラスのインスタンスである。または、現在作業しているクラスのインスタンスを指す変数である。クラスは、オブジェクトを作成するためのテンプレート(設計図)で、インスタンスは、クラスに属するオブジェクト(文字列,辞書,数値など)で、英語では「instance」は「実態」という意味。 この「self」を使用することで、Pythonで定義したクラスの属性とメソッド(関数)にアクセスができる。指定された引数で属性をバインド(相互に関連付けられている状態)する。なお、属性(共通して備わる性質や特徴)とは、プロパティ、または詳細なデータという認識である。 「self」を使う必要があるのは、