今年で5年目を迎える企業ウェブ・グランプリ。開会の挨拶で、日本IBM最高顧問の北城 恪太郎氏は「当初はどれだけ多くの参加を得て発展していくのか、期待と不安があったが幸い多くの方に参加いただき5回目を迎えることができた。企業ウェブ・グランプリ一番の意義は、企業ウェブを作る人たちが仲間を評価し、互いにたたえあえ、いろいろなことを学ぶ。そして、自分たちのWeb制作を改善し、より有意義なものにしていくところにあると思う」と話し、企業ウェブを専門に扱う仲間が互いに評価し、アドバイスすることによって、企業ウェブをより進化させてほしいとした。なお、今回のグランプリでは合計で約1万5,000もの意見が審査員から寄せられたという。 また、引き続き登壇した慶応義塾大学 環境情報学部教授の中村修氏は、自身も現場主義であるとしたうえで「現場でやっている人というのは表彰されることもなく、世の中にアピールすることも少