「恨み続けるのは辛いことだから、早く忘れた方が良い」、「許せるなら許した方が幸せだ」という考え方があります。 それはもっともなのですが、加害者が大した罰を受けていなかったり、あるいは逃げ回ったりしている場合、被害者は加害者を許すことなどできなくて当たり前だと思います。これは自他ともに認めて良いことではないでしょうか。 被害者は、加害者を許そうと努力する必要はないと思います。おそらく、まったくない、と思います。ただし絶対にした方が良いことがあります。加害者を許すとか許さないとか、あるいは加害者に勝つとか負けるとかいうのとは、まったく別の方向があり、それだけは全身全霊で行う必要があります。これは、ちょっと前に下の記事でも書いたことです。 echo168.hatenablog.com 自分の状態を回復、改善させる 転んでもただでは起きない トラウマ体験を忘れよう、封印しよう、とする必要はない 私