西村康稔経済再生担当相は21日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく休業要請を巡り、パチンコ店に対して要請に応じない場合に指示、公表ができる同法45条に基づく措置を適用する調整に入ったことを明らかにした。 現在、各都道府県が実施する休業要請は「必要な協力の要請をすることができる」とした特措法2…
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、政府が配布を進める布マスクに、虫が混入するなど不良品が相次いで確認されている。厚生労働省は18日、妊婦向けの布マスクのうち1901件について不良品の事例を発表し、21日に妊婦向けマスクの配布中止を決定。しかし、政府のマスク等物資対策班の関係者によると、18日時点で全戸配布用に準備していたマスクでも不良品が発見されており、これについては公表していない。政府の衛生面での認識が問われるとともに、全戸配布のスケジュールにも影響しそうだ。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 布マスクは政府が一括して購入し、全国5000万世帯に2枚ずつ配布する計画で、約466億円が投じられる。先月下旬から、妊婦向けに50万枚▽高齢者の介護・福祉施設向けに1930万枚▽小中高校に800万枚――を優先的に配布。続いて感染者の多い東京都内などで全戸配布が始まっている。 厚労省は18
新型コロナウイルスに感染し、入院して治療を受けていた大手電子機器メーカー、「オムロン」の元社長で、京都商工会議所の会頭を務めた立石義雄氏が、21日、京都市内の病院で亡くなりました。 80歳でした。 立石氏は大阪市出身で、電子機器メーカーの「立石電機」、現在の「オムロン」を創業した立石一真氏の三男として生まれました。 昭和38年に入社。 47歳で社長に就任し、社長を16年、会長を8年務め、▽駅の自動改札機や ▽銀行のATMの普及などに力を注ぎました。 また、京都商工会議所の会頭を先月まで4期12年余り務め、技術革新を重ねながら成長してきた京都の産業を「知恵ビジネス」と名付けて伝統産業の活性化やベンチャー企業の育成に尽力するなど、京都の産業の発展に力を注いできました。 立石氏は今月6日に新型コロナウイルスに感染していることが確認され、京都市内の病院で治療を受けていましたが、21日、亡くなりまし
路上に止まる救急車。消防隊員が新型コロナウイルス感染の疑いがある患者の受け入れ先を探していた=東京都内で 新型コロナウイルス感染症が広がる大都市では、感染を疑われた人の受け入れ先の医療機関が見つからない事態が生じている。しわ寄せで救急医療は疲弊しつつあり、ホテルや自宅で待機する軽症者へのケアも課題が多い。医療崩壊を防ごうと7都府県に緊急事態宣言が出てから21日で2週間だが、急激な患者増に医療現場では混乱が広がっている。 「しんどい」。4月10日朝、東京都台東区の原田文植医師が訪問診療先の高齢男性宅を訪れると、男性はぐったりした様子で、脱水症状がみられた。入院歴のあった病院に救急搬送すると、いきなりコンピューター断層撮影(CT)に。肺炎症状が見つかったが、ウイルス感染の有無は分からない。だが勤務医には「診られません」と断られたという。病院は受け入れ先を探したがなかなか見つからず、決まったのは
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