中国でいま注目を集めている雑誌がある。日本文化に特化した中国人のための月刊誌、その名も「知日」。扱う題材は「路地裏のネコ」「鉄道ブーム」「季節の 日本食」などなど多岐にわたる。ライフスタイルや若者文化をおしゃれに紹介するスタイルが受け、最高で50万部が売れるヒットとなっている。日本に批判的 な空気が強い今の中国でなぜ受け入れられているのか。編集の舞台裏を取材、「日本を知りたい」という中国人のニーズの背景に迫る。 出演:毛丹青(神戸国際大学教授) 有馬 「今日(29日)の特集です。 中国の若者の間で人気を呼んでいる雑誌について取り上げます。 こちら『知日(ちにち)』。 日本を知る。 日本の文化を紹介するものなんです。 これ『鉄道』の特集、こっちが『猫』、そして『断捨離』ですよね。」 徳住 「連日、日本を批判するニュースがあふれる中国で、なぜ日本をテーマにした雑誌が受けているのか、取材しまし