任天堂のソフト「マリオカート8 デラックス」は、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けに発売して5年たつ今も、売れ続けている。ゲーム総合情報メディア「ファミ通」によると、最新の国内月間売上本数ランキングで4位に入った。世界の累計販売本数は3月時点で、スイッチ用ソフト歴代トップの4533万本に達している。 カプコンの「バイオハザード」シリーズも、旧作の売れ行きが好調だ。2017年発売の「バイオハザード7 レジデント イービル」は年間100万本超売れている。累計販売本数は1000万本を突破した。カプコンは、前年度に発売した旧作ソフトの販売本数が、全体の7割超を占める。辻本春弘社長は「定番ソフトを長期販売できることが安定成長を支えている」と胸を張る。