WEB-DB PRESSに連載中のコラム、「第10回 アイデアを目に見える形にしてこそのエンジニア」が公開されたので、エンジニアの方たちにはぜひとも読んでいただきたい。 この文章で、私が一番強く訴えたかったメッセージは下の一節。 注目すべき点は,この「プロトタイプという叩き台を作って企画を煮詰めていく」というアプローチは,エンジニアにしかできないということだ。ソフトウェアのことがまったくわからない人から企画を丸投げされて閉口した経験は多くの人が持っていると思うが,そんな無駄なことを避けるためにも,企画の段階からリーダーシップを発揮するためにも,エンジニアはプロトタイプを作るべきだと私は考えている。 シリコンバレーでベンチャー投資家をしている Guy Kawasaki が、「私がアーリー・ステージのテクノロジー・ベンチャーに投資をする時は、ざっと見積もって、優秀なエンジニア一人あたり50万ド