さまざまな加工品が生まれ大手企業との提携も実現 そして周年販売体制の確立と並行してJA広島ゆたかが積極的に取り組んできたのが6次化戦略だ。地元企業や周辺企業とタイアップしながら、アイデア豊かな商品を展開。「大長レモン」の名を冠したはちみつレモンやレモンぽん酢、ピール菓子などを開発し、鉄道駅や空港、道の駅など、多様なチャネルで販売、知名度アップと生産者の収益拡大の一翼を担ってきた。 「たとえばこの『はちみつレモン』は、加藤美蜂園という企業の方から打診があり、商品化したものです。ブランドが浸透したおかげで、企業とのコラボレーションも活発になり、バラエティ豊かな商品群がそろいました。JA広島ゆたかが商品化に関わっていないものも含めると、『広島レモン』を掲げた商品は調味料から化粧水まで実に多彩。こうした6次化の充実も全国的な認知拡大に貢献していると思います」 大手企業からの指名、引き合いも増えてい
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