積層造形にのめり込んだ MONOist 3Dプリンタとの関わりについて教えてください。 中川氏 3Dプリンタが1980年代に登場する以前から、関連技術などで関わってきたといえるでしょう。類似の技術である積層金型の研究を行っており、1979年頃にこれに関連する論文を発表しています。当時はスライスデータを作るソフトも存在せず、輪郭2Dデータを計算し、いちいち入力していました。しかし、1980年代後半になって、液体の光硬化性樹脂をレーザの紫外光で固める自動装置が登場しました。これを知ったときには、その素晴らしさにひどく感じ入ってその研究にのめり込んでいきました。またその頃は次から次へと新しい方式が生まれた時期でもありました。その中に積層金型に近い紙積層の方式もありました。 中川威雄(なかがわ・たけお)氏 プレス加工や金型などの第一人者。工学博士。東京大学名誉教授でファインテック代表取締役社長。東
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く