平成20年に小学校・中学校の新学習指導要領、平成21年には高等学校の新学習指導要領が公示されました。これら新学習指導要領は、小学校では平成23年度、中学校では平成24年度から全面実施され、高等学校では平成25年度の入学生から(数学及び理科は平成24年度入学生から)段階的に適用されることとされています。 新学習指導要領及び学習指導要領解説から統計教育に関わりが深いと思われる部分を抜粋しましたので、ご活用ください。 統計教育に携わる方へ(文部科学省初等中等教育局視学官 長尾 篤志) ※「統計調査ニュース 平成25年7月号」より抜粋 高等学校では,新学習指導要領に基づき数学と理科が昨年度(平成24年度)から他教科に先駆けて学年進行で実施されています。数学科では,必履修科目数学Iに「データの分析」という統計的な内容が含まれています。現場の先生方に「データの分析」について聞くと「どのように指導すれば