今回は、すでに宣言されている色や数字を計算する方法をご紹介します。 もちろん、頭の中や他のツールを使って計算することもできるのですが、それをLESSで行うメリットがあります。 カラー関数で色の変更に柔軟に対応する CSSにおいて、色の扱いは非常に融通のきかない、厳格なものです。 たとえばデザインをする際、グラフィックソフト上では基準色に対して 「色相を少しずらす」 「明度を少し明るくする」 といった形で色を作ることがあるでしょう。 しかし、最終的にはその色を直接CSSに記述する必要があります。そのため、基準色が変更になれば、それに伴いほかの色もすべて変更する必要がありました。 LESSではそのようなケースに柔軟に対応するために、色を演算する機能があります。それがカラー関数です。 カラー関数では、色の三属性である 明度(hue) 彩度(saturation) 色相(lightness) さら
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