日本HPは3月中旬、ブレードサーバシステムの「HP Blade System c-Class」用にデュアルコア インテルItanium 2プロセッサを搭載したサーバブレード「BL860c」を販売開始した。 Itaniumが従来のRISCプロセッサに対抗するCPUとして、科学技術計算やミッションクリティカルなアプリケーション用途で用いられ、スケールアウトではなくスケールアップを念頭に設計されたハードウェアで提供されてきたという認識からすると、ブレードサーバへの搭載は意外な感じも受ける。 HPはなぜItaniumをブレードサーバに持ち込むのか。米HP ビジネス口ティカルサーバ ワールドワイドプロダクトマーケティング ディレクター ブライアン・コックス(Brian Cox)氏に聞いた。 まず、BL860cはHP-UX、Linux、Windowsをサポートするが、事実上HP-UXを稼働するプラット