『教誨師』 堀川恵子(2014) 教誨師 作者: 堀川惠子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/01/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る アザゼル (id:xlab)さんからお薦め頂いた本をようやく読了。 正直、教誨師(きょうかいし)という職名も初めて聞きました。 死刑判決が確定すると、死刑囚は面会や手紙など外部とのやりとりを厳しく制限され、死刑が執行されるまでの日々のほとんどを拘置所の独房でひとり過ごす。教誨師は、そんな死刑囚たちと唯一、自由に面会することを許された民間人だ。 間近に処刑される運命を背負った死刑囚と対話を重ね、最後はその死刑執行の現場にも立ち会うという役回り。それも一銭の報酬も支払われないボランティアだという。 本書は全国1,800人の教誨師の中でも最長、28歳から50年以上教誨師として活動された渡邉普相(ふそう)氏へのインタビュ