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ブックマーク / shinsho-plus.shueisha.co.jp (2)

  • 大正時代の読書と労働―「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級 - 集英社新書プラス

    1.大正時代の社会不安と宗教・内省ブーム ●効率重視の教養は、今に始まったことなのか? 毎月、現代を切り取るテーマを扱う雑誌『中央公論』。書が2023年1月――つまり今年の新年号に掲げたテーマは、これだった。 特集「効率重視の教養物か」 インターネットが普及して以来、情報収集やコンテンツ受容のあり方は様変わりしている。SNSや動画などを駆使することで手軽に知識が得られるメリットは大きいが、他方でそこに落とし穴はないだろうか。 従来の教養とは異なる価値観の台頭について、多様な立場から考えてみたい。 (『中央公論』2023年1月) 書籍や雑誌の時代から、インターネットの時代を経て、現在「効率重視の教養」が台頭している――そのような主張をなす特集だ。 これは連載の第一回で指摘した、読書法や速読術等の流行が示しているものとほぼ同様の現象だろう。同じく「効率重視の教養」の存在を指摘するのは、

    大正時代の読書と労働―「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級 - 集英社新書プラス
    kazutox
    kazutox 2023/02/22
    連載3回目、面白い
  • 労働と読書は両立しない? - 集英社新書プラス

    ●労働と読書は両立しない? 麦「俺ももう感じないのかもしれない」 絹「……」 麦「ゴールデンカムイだって七巻で止まったまんまだよ。宝石の国の話もおぼえてないし、いまだに読んでる絹ちゃんが羨ましいもん」 絹「読めばいいじゃん、息抜きくらいすればいいじゃん」 麦「息抜きにならないんだよ。頭入んないんだよ。(スマホを示し)パズドラしかやる気しないの」 絹「……」 麦「でもさ、それは生活するためのことだからね。全然大変じゃないよ。(苦笑しながら)好きなこと活かせるとか、そういうのは人生舐めてるって考えちゃう」 (坂元裕二『花束みたいな恋をした』p114、リトル・モア、2021年) 生活するためには、読んで何かを感じることを、手放さなくてはいけない。そんなテーマを通して若いカップルの恋愛模様を描いた映画『花束みたいな恋をした』は、2021年に公開され、若者を中心にヒットした。私自身は主人公の年齢とほ

    労働と読書は両立しない? - 集英社新書プラス
    kazutox
    kazutox 2023/01/31
    連載第1回
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