【更新 2018/01/27】タケダノリヒロ( @NoReHero) 昔、「『付き合う』ってなんだろね」と、友だちと話していたときのこと。 「別に『付き合う』必要なんてなくない?」「付き合わなかったらセフレじゃん」「でも付き合ったらめんどくさいだけでしょ」などなど議論が飛び交う中、友人が放ったことばがとても印象的でした。 「おれは何かを感じた時に『あ〜これを伝えたいな』って思える人が彼女なんだと思う」 どんなに些細なことでも共有出来て、どんなにつまらないことでもなぜか少し面白くなってしまう。 だから「付き合う」とは、ひとりでは意味のないことにふたりで意味をもたせること、なのかもしれません。 くだらないことでも共有できる相手 平野啓一郎さんの小説『マチネの終わりに』に、こんな描写があります。 彼は、日曜日の代々木公園で、引き金を引くとシャボン玉が出てくるおもちゃの銃で遊ぶ子供たちを目にして、
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