NTTドコモの次期社長に就任する加藤薫常務は11日の記者会見で、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売について、「現段階では難しい」との見通しを示した。 加藤常務は「私どもが考えている条件と合わないところがある」と説明した。アップルはアイフォーンで使えるソフトを管理しているとされ、音楽配信サービスを始め、ドコモ独自のサービスが提供できない見通しであることなどが理由とみられる。 アイフォーンを巡っては、ソフトバンク、KDDIに続き、ドコモも日本での販売を目指してアップルと交渉していたとされる。