1980年代にモンゴル人の悪役レスラー“蒙古の怪人”として国内だけでなく、メキシコ、アメリカ、カナダなど海外でも広く知られ、アメリカでは人気・実績ナンバーワンの日本人レスラーとなったキラーカン(現役時代の呼称はキラー・カーン)さん。 辮髪(べんぱつ)、口ひげ、モンゴル帽スタイルで196cmの巨体から繰り出されるモンゴリアンチョップやトップロープからのダイビング・ダブル・ニー・ドロップで大ブレーク。2m23cm、236kgの巨人レスラー、アンドレ・ザ・ジャイアントの足を折った男としても知られているが、人気絶頂だった1987年、プロレス界から引退。現在は、東京・新宿で「キラーカンの店 居酒屋カンちゃん」を経営。故・立川談志師匠のお墨付きの美声の持ち主でもあるキラーカンさんにインタビュー。 ◆新型コロナウイルスの影響で大打撃 JR新大久保駅から徒歩1分のところにある「居酒屋カンちゃん」は、キラー