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松岡正剛に関するkazwoo215のブックマーク (7)

  • 1610夜 『肥満と飢餓』 ラジ・パテル − 松岡正剛の千夜千冊

    肥満と飢餓 世界フード・ビジネスの不幸のシステム ラジ・パテル 作品社 2010 Raj Patel Stuffed and Starved 2007 [訳]佐久間智子 編集:内田眞人 装幀:伊勢功治 世界で10億人が飢餓に喘ぎ、10億人が肥満に悩んでいる。「肥満はもはやアメリカの流行病だ」と言ったのはタバコ大手のフィリップ・モリスの副社長ジェイ・プールだった。そういうふうにしたのは、ゼネラル・フーズとクラフトを80年代後半に買収した当のフィリップ・モリスだ。おかしな言い分だ。 クラフトはゼリーブランド「JELL−O」から子供用のパック品「ランチャブルズ」までを売りまくって、つねにナビスコやゼネラルミルズやハーシーと争ってきた大手フードメーカーである。菓子大手のキャドバリーを買収してからやたら強気になっている。 アメリカの主要都市で「エブリデー・ロープライス」(毎日、低価格)を謳うスーパ

    1610夜 『肥満と飢餓』 ラジ・パテル − 松岡正剛の千夜千冊
    kazwoo215
    kazwoo215 2016/09/09
    “何度も言ってきたことだが、本は二度目に読んだときにこそ気が付くことが多いのだ。”
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    kazwoo215
    kazwoo215 2015/03/27
    最近とても気になる作家 井上ひさし氏について。色々な解説があって面白い。
  • 1550夜 『人生論ノート』 三木清 − 松岡正剛の千夜千冊

    70年以上も前のことになる。 日軍が真珠湾を攻撃した。 そのとき三木清が人生論をノートしていた。 三木は西田哲学を超えようとして、 すでに「構想の哲学」と「方法の哲学」を携えていた。 しかし人生論のノートでは、噂や幸福について、 嫉妬や成功について、孤独や娯楽について、 社会や自己や個性について、述べた。 昭和の哲学だが、きっと共感をもたれると思う。 おそらくあまり読まれてはいないだろうけれど、三木清の人生論ノートは、もう一冊の有名な哲学ノートよりもずっとおもしろいので、紹介しておくことにした。すべて戦前の文章だが、このは阿部次郎の『三太郎の日記』とともに、ぼくには懐かしい二冊の昭和人生哲学なのである。 たとえば、こんなふうだ。 「生命とは虚無を掻き集める力である。それは虚無からの形成力である。虚無を掻き集めて形作られたものは虚無ではない。虚無と人間とは死と生とのように異なっている。し

    1550夜 『人生論ノート』 三木清 − 松岡正剛の千夜千冊
    kazwoo215
    kazwoo215 2015/03/13
    怒りを避ける唯一の手段がある。それは機知である。“怒について。怒りは‥洋の東西を問わず‥神の怒りとともにあらわれた。神は正義が蹂躙されると、お怒りになった。 その正義とはそもそも何なのか。そんなものを
  • 1566夜 『アブダクション』 米盛裕二 − 松岡正剛の千夜千冊

    お待たせしました。 久々にチャールズ・パースです。 アブダクションです。 今夜は、どうもアブダクションという推論の方法が 掴みにくいなと感じている諸君に向けます。 正確には論理学についての知識も必要ですが、 そこは軽く扱うので、心配無用。 でも、アブダクションを使えるかどうかは、 諸君の仮説にかけるセンスと 仕事を仕上げる腕っぷしにかかっています。 いまや世はビッグデータ時代になりました。通りいっぺんのデータベース管理システムでは、溜まりすぎた情報を処理管理することが困難なほど、世の中のデータ集積がばかでかくなっています。 またクラウド・ソーシング時代です。情報があまりにも溜まっていて、各社・各機関がそれらを各種各様の利用の仕方でほじくるので、コンピュータ、ネットワーク、サーバー、ストレージ、アプリケーション、サービスなどのコンピューティング・リソースをいったん「クラウド」(雲)に仮置きし

    1566夜 『アブダクション』 米盛裕二 − 松岡正剛の千夜千冊
  • 1182夜 『パース著作集』 チャールズ・パース − 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    1182夜 『パース著作集』 チャールズ・パース − 松岡正剛の千夜千冊
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    kazwoo215
    kazwoo215 2014/12/02
    食物・服飾・芸能についてなど、関西と関東の違いのルーツは面白そう。読んでみたいねぇ。
  • ISIS編集学校

    7/23(火)開催|戦争の世紀をどう読み解くか。「『情報の歴史21』を読む 手嶋龍一編」 2024.07.02 Tue

    ISIS編集学校
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