封鎖措置施行中のフランスでチーズの販売が激減し、酪農業者が悲鳴を上げている/Gaizka Iroz/AFP/Getty Images (CNN) フランスの酪農製品関連団体は新型コロナウイルスの感染拡大でチーズの販売高が60%急減したとして、国民に仏文化の一翼も担うチーズの消費増大をこのほど訴えた。 激減は感染拡散を受け全土封鎖が打ち出された3月17日から4月10日までの期間中に起きた。酪農製品の原産地名称問題などに取り組む全国協議会(CNAOL)の責任者はCNNの取材に、消費者は感染が始まってからチーズに見切りをつけたと分析。 食習慣などを変え、基本的な必需品のみに注意を向けるようになったとし、このあおりでチーズ業界は膨大な損失に直面していると嘆いた。新型肺炎が終息すれば製造者側が5000トンもの過剰在庫を抱え込む事態も有り得ると懸念した。 その上で「我々は閉じこもってもいないし、仕事を