DV被害は今や女性だけのものではない。異性に暴力を受けていることを口外しにくい男性のDV被害が深刻化しているというのだ。今回は、DVやモラハラ被害に対して、カウンセリングやシェルターなどの支援を行っている「日本家族再生センター」の代表兼カウンセラーである味沢道明氏にその実態を聞いた。 ――男性のDV被害はどのようなタイプが陥りやすいのか? 味沢:被害者に限らず、加害者も真面目な人が多いです。それに、自我が弱い人も多いですね。相手女性の暴力的な言動に対して、辛抱して我慢してしまうんです。そして、被害を受けているうちに、また相手に怒られるんじゃないかと思い言い返せない心理になっていく。相手にコントロールされる心理になっていくわけです。内にこもって、「俺はダメなんだ」と我慢してしまうんですね。 年齢的に言うと、被害を受けやすいのは30代後半から50代ぐらいまでの現役世代。ちなみにこれは、DV加害
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