スポーツジャーナリストの島沢優子さんの記事を引用させていただきます。 育成年代においてサッカーと教育をどのように扱うかというのはとても重要で難しいテーマですが、下記を読みながら少し考察したいと思います。 私が悩み相談を受けているネット連載に「カップ戦決勝で遅刻と忘れ物をしたエースを出場させないコーチは正しいのか?」という質問が舞い込んだ。メールをくださった女性は、そのエースではなく他選手の母親。小学4年生のチームだった。 コーチはその選手に対し「準備と意識が足りていない」と言った。 普段から子どもに「サッカーをするのは自分なんだから、準備は自分ですること」と告げ、保護者にも「例え忘れ物をしていると気付いても、手を貸さないでほしい。忘れたまま行かせて下さい」と説明していた。試合は大敗し、寝坊して忘れ物をした子どもは大泣きした。女性はコーチの指導方針に賛同できる点もあるとしつつ、忘れ物や寝坊に