ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (11)

  • 2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 昨年、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う「新しい生活様式」に戸惑う1年になりました。昨年末から年明け、新型コロナウイルスの感染者数は収束するどころか、さらに増えてきており、多くの人たちは「コロナ疲れ」というか、「コロナ慣れ」してしまっているかのようにも感じます。正直、ここまで増えてくると、感染経路を特定するのも困難だし、ワクチンが実用化されて普及するか(とはいえ、こんな短い期間で開発されたワクチンはちょっと怖いな、とも思うのですが)、ほとんどの人が既感染者になってしまうしかないのかな、とも考えてしまいます。ただ、あまりにも急速に感染拡大すると、医療機関で対応しきれなくなってしまうため、なんとか感染者数の爆発的な拡大を抑制したいところではありますが…… このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現

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    kbeee 2021/01/03
  • インターネットで「悪役(ヒール)」として生きるということ - いつか電池がきれるまで

    b.hatena.ne.jp fujipon.hatenablog.com あの件に関して、僕の率直な感想は「結局、人が死なないとわかんないんだな」ということでした。 いや、人が死んだってわかっていない。センセーショナルな死は、まとめサイトを活性化し、多くのブログのネタにされ、SNSでは怒りの声が拡散されています。 こうして僕がそのことについて書いているのも、そのうちのひとつでしかありません。 こういうのは後だしジャンケンであり、みっともないというのは百も承知なのだが、書かずにはいられないので書きます。お目汚しだと思うので、読むことは推奨しない。人生には、もっとマシな時間の使い方はたくさんありますから。 「人が死なないとわからないのか」の次に頭に浮かんできたのは、「これはイジメと同じ構造だよな」ということでした。 誰がどんなことを言ったのか、で量刑が決まるというのではなくて、「言及した相手

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    kbeee 2020/05/25
  • 「自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?」についてのとりとめのない雑感 - いつか電池がきれるまで

    tyoshiki.hatenadiary.com nyaaat.hatenablog.com 「自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?」についてのとりとめのない雑感など。 最近、このを読んだのですが、著者の借金玉さんはすごく頭が良いというか、言葉で物事を説明するのが上手な人だなあ、と思ったのです。 fujipon.hatenadiary.com たぶん、ネットで語られている「発達障害者の苦悩」というのは、「生きづらいけれども、言語能力に優れていたり、文章を書くのは得意」な発達障害者によって書かれたものが多いのでしょう。 僕自身も含めて、「生きづらいと自分では思っているし、困り果てているけれど、口は達者(あるいは、ネットでは饒舌)」というタイプの人が主な語り手になっているのです。 それは、あくまでも一部の発達障害者の特性でしかないと思われます。 最初から2つめのエン

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    kbeee 2018/06/07
  • 「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで

    私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」とか言われるの腹立つ。それはファンじゃない。— はあちゅう (@ha_chu) February 4, 2018 www.goodbyebluethursday.com 大事なことなので、いちばん最初に書いておく。 僕は、はあちゅうさんのことが嫌いだ、大嫌いだ。 なぜ嫌いなのか、と問われれば、理由をいくつも挙げることは可能なのだが、たぶんそれは「生理的に嫌い」が最初にあって、そのあと、「嫌いな理由」を後付けしているだけなのだと思う。 人というのは、好きな相手であればその言動を好意的に解釈するし、嫌いな相手であれば、悪く受け取ってしまう生き物だ。 そういう前提

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    kbeee 2018/02/06
  • 「餌だけ食うのは有り」とか言う人を、信用してはいけない。 - いつか電池がきれるまで

    www.hitode-festival.com どうしても書いておきたいので書きます。 このエントリ、内容的には、高額のセミナーの入口になる無料を試しに読んでみた、というもので、何度も「セミナーへの参加はおすすめしません」と強調もされています。 そんなに悪意はなさそうだし、こういう「ちょっと怪しい商売を(身体を張って)試してみました」というネタは、そんなに珍しいものではないですし、けっこうニーズもあるんですよね。 まあ、「自分で試してみる」のは、リスクが高いので、誰かが「人柱」になってくれればありがたい。 多田文明さんというライターは、このジャンルで長年活躍(?)されています。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com ただ、個人的な見解を述べると、こういう「どんなものか興味位で覗いてみよう」というのは、かなり危険です。 僕の職場に

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    kbeee 2017/03/08
  • 「他人に共感できない人々」がインターネットを回す - いつか電池がきれるまで

    gigazine.net このGIGAZINEの記事、よくこれだけ調べてまとめたなあ、と思いながら読みました。 村田マリさんがやったこと、やろうとしていたことには、さまざなま意見もあるでしょう。 僕はこんなふうに、「読んだ人が健康を害するかもしれない、いいかげんな情報」を垂れ流していたことに憤りを感じています。 南場さんは、夫の闘病中に「ネットにはあまりにもバイアスがかかった『健康情報』が多すぎる」と感じたと仰っていたのに、なぜ、こんなことになってしまったのか。 この記事をみながら、僕は最近読んだのことを思い出していました。 それはこの『サイコパス』という新書です。 サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/11/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るfujipon.hatenadiary.com 誤解を招かな

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    kbeee 2016/12/11
  • 同僚の「失恋したので、仕事休みます」を許せますか? - いつか電池がきれるまで

    www.kandosaori.com このタイトルをみて、うーむ、釣りか?と思いながら文を読みました。 ものすごく簡潔にまとめてしまうと「(仕事そのもの以外の理由で)精神的につらい、という理由でイレギュラーに仕事を休むためのハードルが下がってきていて、そのことは人にとってもプラスにならないのでは?」って話なんだろうな、と。 このエントリに対するブックマークコメントを読んだのですが、否定的な見解の人が多いようです。 b.hatena.ne.jp 冒頭のエントリを書かれている方には、こんなエントリがあって、 www.kandosaori.com こういうときも「仕事はできる」という話なんですが、むしろ何もしないで、ひとりで休んでいてもらいたい、というのが周囲の気持ちなのではないか、とか邪推してしまうんですけどね。 (揚げ足取りみたいですみません) ただ、この冒頭のエントリに対するブックマー

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    kbeee 2016/11/24
  • 子供の「何で勉強するの?」に答えるのは、本当に難しい。 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):子供に「何で勉強するの?」と聞かれたら、どう答えますか? | シンプルライフ 参考リンク(2):なぜ勉強した方がよいのか - 指揮者だって人間だ こういう「問い」に答えるのは、当に難しい。 正直、万人向けの答えなんてありはしないと思うのです。 でも、僕だって、「なんで勉強しなきゃいけないの? 遊びたいよ〜」と子供に言われることはあるわけで。 そのときは確か「お前の大好きなカッコいいトミカをつくっている人たちは、面白いおもちゃをつくるためにたくさん勉強しているんだよ。だから、大人になって楽しいことをやりたいと思うのなら、勉強しておいたほうがいいよ」とかなんとか言ってお茶を濁したのですが、どうもね、しっくりこない。 それで、「なぜ僕は子供の頃、勉強しようと思ったのだろう?」と記憶を掘り起こしてみたのです。 実際は「言うほど勉強してないだろ、自分……」って感じなんですけどね。

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    kbeee 2014/06/04
  • それは、善意によって支えられてきた「こわれやすい天国」の終わりだったのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:AKB48の握手会はものすごい天国みたいなところだった。 - チャイ 僕はもともとAKB48の誰それのファン、というわけでもないのですが、現象としてのAKB48にはなんだかとても惹かれていて、ドキュメンタリー映画を観たり、総選挙でのメンバーの演説の凄さに感心したりしていたんですよね。 今回の握手会での襲撃事件を受けて、ネットではさまざまな反応がみられています。 もちろん「犯人は許せない」というのが共通見解なのですが、それに加えて、握手会での安全対策が徹底されていなかったこと(メンバーとファンの距離が近くなりすぎではないか、という疑問)、総選挙に投票したり、握手会に参加したりするために、ひとりのファンが、何百枚ものCDを買ってしまう(そして、思い入れが強くなりすぎてしまう)という「AKB商法」、そして、秋元康さんへの批判など、これを機に、さまざまな「AKB関連問題」が語られていま

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    kbeee 2014/05/27
    AKB人気を誰が金銭的に支えているかってことが問題。AKBの握手会は金銭的貢献に対するご褒美という側面があり、かつそこに付け込んでるので、貢献度が均一とみなせる一般的な握手会と同条件で論ずるのは手落ち。
  • それを「シンポジウム」と呼んではいけない。 - いつか電池がきれるまで

    ※このエントリには、自殺についての話題と、自殺について書かれたエントリへのリンクがありますので、精神的に不安定な状態を自覚されている方は、読まないでください。 長くなりそうなので、なるべく短く、まとめて書きます。 きっかけは、このエントリでした。 参考リンク(1):自殺という選択肢はアリ?ナシ?〜週末シンポジウム第3回〜(心がよろけそうなときに読むポンコツ日記) それに対して、さまざまな反応が寄せられたのですが、そのなかでも多くの人に読まれた(であろう)ものがこちら。 参考リンク(2):「自殺」に関して〈個人〉と〈社会〉の両側面から考えたい(ぐるりみち) そして、この「参考リンク(2)」に対して、こんなエントリが書かれていました。 参考リンク(3):自殺する人は弱い(grshbの日記) 「弱い」という断定調のタイトルの影響もあってか、このエントリはだいぶ話題になったのですが、コメント欄や、

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    kbeee 2014/05/16
    自殺遺族に過大な期待をいだき過ぎだと思う。当事者よりもナーバスな存在だと思うし。むしろ、最初からあからさまなルール違反者の排除を想定してなかった方が根本的な失敗要因な気がする。
  • 『美味しんぼ』の福島の話について、ずっと考えています。 - いつか電池がきれるまで

    『美味しんぼ』の福島の話について、ずっと考えています。 風評被害の拡散などを考えれば、ああいう描写は好ましくないとは思うのです。 取材者は、自分の都合のよい「被爆で鼻血が出るようになった人」ばかりを選んで採り上げているようにもみえますし。 ただ、僕はこの件について、水を得た魚のように「『美味しんぼ』を回収しろ!」「『スピリッツ』を廃刊にしろ!」「小学館を潰せ!」と叫んでいる人たちに、諸手をあげて賛同する気にもなれないのです。 僕がネットでみた範囲では、『美味しんぼ』のあの話題については、原作者が取材した人の「体験談」として描かれています。 それに対して、ネットでは「放射能で鼻血が出るなんて、非科学的だ」と、猛然とツッコミが入っているのです。 うん、それはそうなんだ。 これまでの人類史において、被爆した患者さんの経過を集積してみると、すぐに鼻血が出る、出血傾向がみられるような放射線被爆量であ

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