本論考の前提 「相互理解」=「決定的に対立する人々の間での、最低限の理解」 前回要約:「相互理解」のための「発話の場」を無前提に追求する勢力を広げていけばいいんじゃないか、というアイディア。詳しくは以下のnote参照。読まなくてもいいです。 とりあえず、「相互理解」のための勢力を徐々に広げていきたい、と誰かが考えたとしよう。 ただし、今、「成功例」はどこにもない。全くの理論的要請からまともなシステムにたどり着くのは流石に無理だろう。そこで、しばらくはアンチパターン、つまり、一見うまくいきそうだけど絶対に失敗する構造、を具体的な失敗例をもとに解析し、修正を試みるという形式で論考していく。 1.アンチパターンとしての"メンヘラ.jp"突然だが、みなさんは"メンヘラ.jp"という取り組みをご存知だろうか?下記に、簡単なコンセプト説明とクラウドファンディングの呼びかけページを貼っておく。 中々興味
![「相互理解」のアンチパターンとしてのメンヘラ.jp|ヒラヤマ タカシ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1effb745560ec58d08512c9189c4e37a735bafc6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F27458611%2Frectangle_large_type_2_c2603020fb61c751c56dfb0d94a54a9a.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)