一日も忘れた日がない、という言葉がとてもしっくりくるそんな一年でしたもらった指輪はつける日と、付けない日があります元々、大切なものほど失くすのが怖いタイプなので敢えて持ち歩かないこともありますがそんなわたしでもこの指輪はほぼ毎日付けていたと思いますわたしは『お別れ』を意識させられるような行事には参加していませんそれは、こんなサヨナラは嫌だからです彼女が最後にわたしに送ったLINEの言葉は「真音、哀しいよ」たまに、ALICesのことも、毎月の写真も、それ以外のこともわたしの行動や思考を「怖い」と言われたりしますでもわたしは何とも思っていません最後の言葉を覆すためにわたしは出来る事をすると決めたからですだからどこかで、彼女の存在がわたしの中でちっとも終わっていないんですそれが良い事なのか、そうじゃないのか、わかりませんでもわたしの視界を介して彼女の見たかった、見たかったんじゃないかなって思う景
