6月1日、全米で巻き起こっている抗議デモは、米国の国際的地位に修復不能な禍根を残すかも知れない。トランプ政権になって以来、米国の影響力は衰え続けていたが、今回の暴動により米国が道徳的な優位性を取り戻すのは一層難しくなるだろう。写真は黒人男性死亡事件を受け、全米に広がった抗議活動の様子。6月1日、サンフランシスコで撮影(2020年 ロイター/Stephen Lam) [香港 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 全米で巻き起こっている抗議デモは、米国の国際的地位に修復不能な禍根を残すかも知れない。トランプ政権になって以来、米国の影響力は衰え続けていたが、今回の暴動により米国が道徳的な優位性を取り戻すのは一層難しくなるだろう。その代償は大きい。 米国の独立は、本国の暴政に植民地が蜂起するところから始まった。それと同じ暴政へと米国の民主主義が劣化していく恐れは、少なくともフランスの政
【ワシントン共同】米国の黒人男性暴行死事件を巡るデモが首都ワシントンでも激化したのを受け、国防総省高官は1日、軍部隊が首都への派遣に備えて近郊に待機していると明らかにした。
(山田敏弘:国際ジャーナリスト) 最近、米国の大学や研究機関で「中国絡み」のトラブルが頻発している。 【写真】WHOテドロス事務局長への公開メッセージをSNSに投稿し、大きな反響を呼んでいる台湾の女子医学生ヴィヴィ・リンさん。 2020年1月28日、米マサチューセッツ州の名門大学であるハーバード大学で、化学・化学生物学部長のチャールズ・リーバー教授(60)がFBI(連邦捜査局)によって逮捕された。ナノサイエンスの分野における世界的権威であるリーバーの逮捕容疑は、中国の武漢理工大学で研究所を設立するとして中国政府から約150万ドルを受け取っていた上に、毎月5万ドルの支払いを中国から受け取っていたこと。これらは当局へ報告の義務があるが、リーバーは捜査員に虚偽の説明をしたことで逮捕された。 さらに5月には、オハイオ州のクリーブランド・クリニックで研究者をしていた中国系アメリカ人チン・ワンが、中国
米フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(写真)がトランプ米大統領の扇動的な発言を削除しない方針を示したことを受け、フェイスブックの社員らがザッカーバーグ氏に反対する意見をツイッターに相次いで投稿した。ワシントンで昨年10月撮影(2020年 ロイター/Erin Scott) [1日 ロイター] - 米フェイスブックの社員は1日、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がトランプ米大統領の扇動的な発言に適切に対応していないとし、同CEOへの批判をツイッターに相次いで投稿した。在宅勤務中の社員の一部は業務を拒否してデスクから立ち去った。 米国では先週、ミネソタ州で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡する事件が起き、抗議デモが各地に広がっている。ツイッターは29日、デモに関連し「略奪が始まったら発砲が始まる」と書き込んだトランプ大統領の投稿について、「暴力を美化している」と注意喚起
トランプ米大統領が香港に対する優遇措置を撤廃する方針を示したことを受け、中国政府が国有企業に対し米国から大豆と豚肉の輸入を停止するよう指示したことが複数の関係筋の話で明らかになった。北京で2018年4月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee) [シカゴ/北京/シンガポール 1日 ロイター] - トランプ米大統領が香港に対する優遇措置を撤廃する方針を示したことを受け、中国政府が国有企業に対し米国から大豆と豚肉の輸入を停止するよう指示したことが、複数の中国側の関係筋の話で明らかになった。 一方、米国の貿易関係者らによると、中国の国営企業は1日、大豆類を最低18万トン購入した。出荷は10月か11月の予定で、この時期は米国産大豆が世界中で最も値ごろとなり、米国からの輸出がピークを迎えるという。
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が「テロ組織に指定する」と表明した極左過激派勢力「アンティーファ(ANTIFA)」は、反権威主義体制や反人種差別、反排外主義などを掲げる社会運動を自称する。だが、米司法当局は、その実態は暴力や違法行為を通じて民主体制や資本主義経済システムの転覆を目指す無政府主義的な地下集団であるとして警戒を強めている。 アンティーファは、1920年代のイタリアでムソリーニ率いる国家ファシスト党に対抗するため結成された反ファシスト勢力が源流と説明されている。米国では2007年に西部オレゴン州ポートランドで結成された「ローズシティー・アンティーファ」が最初に活動を始めた。 アンティーファは過去にも、「反資本主義」を訴えたニューヨークのウォール街占拠運動(11年)に参加。黒人運動「ブラック・ライブズ・マター」に接近し、中西部ミズーリ州ファーガソンでの白人警官による黒人少年
ガラスを割って店に押し入る者、煙とともに立ち上る炎、窓ガラスが粉々になった警察車両――。経済や文化の中心都市ニューヨーク市で5月31日にあった抗議活動でもデモ隊の一部が暴徒化した。一方、中心部マンハッタンの公園ユニオンスクエア周辺では、数百人の参加者が警官隊に向かって両手を上げて非暴力をアピールし、「平和的な抗議を」と繰り返し訴えた。 「殺されたジョージ・フロイドは私だったかもしれない。冗談だと思うかもしれないが、私はいつもそう感じている」
パン屋の店頭に落ちてきて保護された子ガモたち=福岡市中央区今泉1で2020年5月28日午前11時15分、大坪菜々美撮影 福岡市の繁華街・天神にあるパン屋の店頭で、頭上から子ガモたちが「降ってくる」不思議な現象が相次いでいる。今年は少なくとも3回で計21羽が確認されている。パン屋は17階建てマンションの1階にあり、駐車場になっている3、4階から落ちてくるところを目撃した店員がいる。しかし、詳しい原因は謎のままだ。パン屋やマンションの関係者は首をかしげながら子ガモたちを保護し、一部は市動物園に引き渡した。 「どうやって3階まで上がるのか不思議で仕方がない」。同市中央区今泉1のマンション1階にあるパン屋「ブロートラント」の店主、原田健生さん(44)は5月28日、上の階を見上げながらつぶやいた。店がオープンしたのは8年前で、約5年前から子ガモが落ちているのが見つかり、昨年は1羽だったという。
河野太郎防衛相は1日付のブログで、航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」を都心上空に飛行させたのは、自身の指示だったことを明らかにした。5月29日の記者会見では発案者について問われたが「やるということが大事なのでプロセスはどうでもいいだろうと思う」と明らかにしていなかった。 河野氏はブログで、プロセスを明らかにしないことや、飛行を都…
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
<WHOと中国を悪者にすれば選挙での武器になるかも知れないが、情報は最初からきちんとそろっていたはずだ> 5月29日、アメリカのドナルド・トランプ大統領はWHOから脱退すると宣言した。これは道義的に問題があるばかりか違法な決定だ。また、指導者としてのトランプの問題点の最たるものがあぶり出された場面でもあった。つまり、自分の失敗を他人のせいにする、他の国や組織の指導者たちと礼儀正しく手を携えて国際問題に取り組むのを嫌がる、前後も考えず利己心のままに行動し、科学を軽視するといった側面だ。【ローリー・ガゼット】 【動画】マスク姿のアジア人女性がNYで暴行受ける 今回のトランプの発言は、4月15日にWHOへの資金拠出を停止するとしたとホワイトハウスの声明と軌を一にするものだ。この中でトランプは「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対処を誤った」とWHOを非難するとともに、「WHOは
コンゴ民主共和国キブ州ブテンボで、国境なき医師団の支援を受けて運営されているエボラ治療センターで、感染が疑われる患者を看病する医療従事者(2018年11月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】(図解追加)コンゴ民主共和国の保健省は1日、エボラ出血熱の新たな流行が、同国北西部で発生したと発表した。同国では東部でエボラ流行が発生しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)も起きている。 【写真】武装集団がエボラ治療センター襲撃、警察官1人死亡 コンゴ エテニ・ロンゴンド(Eteni Longondo)保健相は記者会見で、「すでに4人が死亡した」と発表。さらに、国立生物医学研究所(INRB)により、同国北西部の都市ムバンダカ(Mbandaka)で採取された検体が陽性反応を示したことが確認されたと述べた。 同国では東部でエボラの感染が拡大し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く