愛知県警捜査員らの個人情報が不正に取得された事件で、探偵業、平田一雄容疑者(36)=不正競争防止法違反容疑で逮捕=にソフトバンクの顧客情報入手を依頼した愛知県あま市の調査会社の収入が昨年秋までの4年間で計約8億5000万円に上ったとみられることが3日、捜査関係者の話で分かった。 調査会社はNTTドコモやKDDI(au)の顧客情報入手も売り物にしており、携帯会社によって入手料金に差を設けていた。県警はこれらの情報売買で多額の収入を得ていたとみて調べている。 捜査関係者によると、調査会社の口座に客からとみられる入金が約8億5000万円あったという。同社は客の依頼内容に応じ、ソフトバンク情報を専門に扱う平田容疑者など「得意分野」を持つ探偵らに情報入手を手配。平田容疑者らから入手した情報を客に転売し、5億円以上の利益を稼いでいたという。調査会社は、携帯電話会社の顧客情報のほか、戸籍や借金などの個人
需給緩和量を確実には見込めない対策として、契約電力500キロワット以上の大口需要家から節電分の電力を関電が買い取る「ネガワット入札」による需要抑制▽東京電力、中部電力、中国電力、北陸電力の4電力会社からの追加融通162万キロワット▽卸電力取引所を通じた調達9万〜18万キロワット▽好天による太陽光の出力増8万キロワット▽水量増加による水力発電の出力増22万キロワットなども盛り込んだ。これらを合計すると、供給力不足が約300万キロワット改善する計算になるが、関電の岩根茂樹副社長は「単純に計算できるものではない」としており、実現のハードルが高い。 ◇「通報制度」など大阪府市独自策 一方、大阪府市エネルギー戦略会議は15日、独自の節電策を提示した。照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が見つけて通報し、中小事業者に節電を促す「節電通報窓口」の設置や、真夏の午後に役所を閉めて節電するなど、家庭や事業者
【上海・隅俊之】自転車でボランティア活動をしながら世界一周の旅を続ける日本人男性が、中国湖北省武漢市で自転車を盗まれた。ところが、約5万人のインターネット市民が「自転車を捜せ」と呼びかけ、3日後にそのままの状態で見つかった。中国では一度盗まれたものが持ち主に戻るのは奇跡に近く、男性は「武漢の人々やメディアに感謝したい」と話している。 長野県出身の河原啓一郎さん。昨年10月に日本を出発。中国から中央アジア、アフリカなどを数年かけて回る途中だった。3日に武漢に到着し、献血を呼びかけるボランティアをしていた。 自転車は20万円以上。17日午後、武漢市内の駐輪場近くに止めていたが、同日夜に戻ると盗まれていたという。警察に届け出たところ、地元テレビが報道。中国版ツイッター「微博」で「世界旅行中の人の自転車が中国でなくなるとは。中国人のメンツにかかわる」などと書き込みが相次ぎ、警察が当面の自転車を提供
東日本大震災からほぼ半年後の昨年夏、東京電力の原子力部門に勤める幹部技術者が、韓国の政府関係者から食事に招かれた。「給与はどの程度カットされましたか?」「今の待遇に満足ですか?」。幹部技術者と親しい東電幹部によると、会食の目的は転職の誘いだった。打診された移籍先は国営の韓国企業だったという。 同じころ、東電の別の男性社員も、韓国政府関係者から面会を求められた。待ち合わせ場所に行くと、「力を貸してもらえないか」と転職を持ち掛けられた。韓国側からどのような処遇を提示されたかは明らかではない。 関係者によると、2人とも転職の誘いを拒否し「今も原子力部門で働いている」(幹部)というが、東芝や日立製作所など世界最先端の原発を扱う東電の運用技術を狙った「ヘッドハンティング」の一端が浮かび上がった。 韓国では90年代以降、当時は規模が大きくなかったサムスン電子がソニーやパナソニックなど日本の花形企業の技
小栗左多里さんのエッセーマンガ「ダーリンは外国人」(メディアファクトリー)が、女優の井上真央さん(22)主演で映画化されることが決まった。 「ダーリンは外国人」は、小栗さんと夫のトニー・ラズロさんとの生活ぶりや、国際恋愛や結婚で生じる異文化間のギャップなどをほのぼのとしたタッチで描いたエッセーマンガ。シリーズ4作で累計235万部を発行している。 映画化について、小栗さんは「私たちであって私たちでない、映画のさおりとトニーを楽しみにしています」とコメントしている。さおりを演じる井上さんについて「可愛いだけじゃなく、演技力があって、伸びやかな感じの方だと思っていたので、とてもうれしいです」と喜び、トニー役をオーディションで射止めた米国人のジョナサン・シェアさんについては「実は何年か前、彼に英語を教えてもらっていました。雰囲気がなんとなくトニーに似てると思っていましたが、本当にトニー役に決まると
地上波デジタル放送(地デジ)で番組の録画・コピーを規制するため導入されたB-CAS(限定受信)システムを巡り、規制を一切無効にできる受信機「フリーオ」が出回り、波紋を広げている。著作権保護のために政府や業界が鳴り物入りで同システムを導入したものの、フリーオの出現で完全に骨抜きにされ、有効な対策がないまま放置状態が続く。フリーオを販売している業者は「法的に問題ない」とネット上で販売を続ける構えで、混乱の中での地デジ全面移行は消費者に不信感を広げそうだ。【情報社会取材班】 デジタル放送はアナログ放送と異なり、コピーを繰り返しても画質が落ちない。政府と業界は著作権保護のため、一番組の録画回数を制限する同システムを地デジ受像機に組み入れた。フリーオは、パソコンに取り付けるテレビ放送の受信機で、地デジなどの録画規制を一切無効にする。パソコンからDVDなどへ何度もコピー可能で、編集も自由にできるように
6月公開予定の劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」をモデルにした“エヴァケータイ”「SH-06A NERV」(9万円)が5日午前10時から、予約の受け付けを開始、午後3時までの5時間で予定の2万台に達し、予約を終了した。15日まで受け付けの予定だったが、NTTドコモは「予想を上回るペース」と驚いている。 同機は、主人公の碇シンジらが所属する特務機関「ネルフ」の官給品という設定で、アニメを手掛けた庵野秀明総監督と劇場版を製作した「スタジオカラー」が監修。本体にはホログラム塗装でネルフのロゴをあしらった。内蔵コンテンツやインターフェースも2000以上を制作。キャラクターデザインの貞本義行さんのイラストなどの待ち受け画面や、声優のとり下ろし着ボイス、映画の音源の一部を使った着信音なども用意されている。 一般販売は1万台が6月下旬~7月上旬に行われる予定。【河村成浩】
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