工事途中の室内の様子。上下2段の専有スペースがこの部屋に2カ所、別の部屋に1カ所設けられている=2013年2月25日撮影、管理組合提供 ◇37平方メートルに6人 管理組合に無断 東京都文京区音羽の分譲マンションの一室(2DK、37平方メートル)が、管理組合に無断で6人用の「シェアハウス」に改築されていたことが分かった。改築に気付いた組合側が管理規約に基づき不承認としたが、工事は進み、入居募集も始まっていた。都内では、同様の無断改築物件は毎日新聞が確認しただけで他に3件あり、組合が規約をたてに抵抗しても脱法ハウス化を防げない現状が浮かんだ。 【「シェア禁止」 文書はがされ】マンション無断改築 「家族的な雰囲気一変」 音羽の物件を手がけているのは東京・赤坂のシェアハウス運営業者。都内では江戸川区で3LDK(62平方メートル)を12人用に改築する計画が所有者と組合の対立でストップしていること