ぼく自身しばしば大学でゲスト講義をしますが、なんというか、やるせなさを感じることもあったりします(基本的には、みなさんすばらしい受講態度ですが…)。 思うに、生徒が教師(学校)にお金を払ってしまっている時点で、関係性が崩れてしまうのでしょう。 これは、「消費社会化によって生徒が傲慢になってしまった」という単純な構造でありません。生徒からお金をもらっている以上、学校側も「サービス」の拡大を望み、教師もサービス精神を発揮してしまいます。こうした上下から掛かる圧力で、教育現場が市場化されていることを忘れてはいけません。 たとえばぼくが月謝10万円の「ライター塾」をやってしまえば、生徒よりも何より、教師であるぼくの側がサービス精神を旺盛に発揮してしまうでしょう。 生徒にサービスをするのは悪いことではないのですが、ぼくの方に高度なコントロール能力がなければ、生徒の自発的な学びを阻害してしまう恐れがあ
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